Artists
1951年、バングラデシュのマダリプールに生まれたカジ・ギャスディンは1970年バングラデシュ芸術大学卒業し美術学士を取得。1972年チッタゴン大学大学院修士課程終了。1975年、文部省国費留学生として日本に渡る。東京学芸大学油絵科を卒業し、東京学芸大学大学院博士課程に学んだ。
1985年に東京学芸大学の学術博士号を取得、これはバングラデシュ人としては初めての取得であり前例が少なく非常に困難な道のりであった。
画家が論文で自分の考えをまとめる事は容易ではなく、ましてや外国人という壁を乗り越え論文を書き上げた。そしてその論文と作品集を「ベンガルの魂」として刊行した。
東京という刺激と情報が氾濫する都会の中にいるが故に、より自己のアイデンティティの基盤をベンガル芸術に求め、日本の美術と融合しながら独自の世界観を構成させている。
現在東京とバングラデシュにアトリエを持ち、日本のほかスペイン、インド、パキスタンなど各国で個展を開き、なお旺盛な制作意欲によってこれからも様々な国のアートフェアにて活躍を予定している。
イリュージョン Ⅱ
19.5 × 52 (cm)
となりの影
31.5 × 13 (cm)
石の形像
26 × 11.5 (cm)
不明
25.5 × 18 (cm)
扉
25.5 × 17 (cm)
不明
25.5 × 18 (cm)
雨の音
24 × 14 (cm)
2009年 空の下
39 × 28 (cm)
自然の音
34 × 25 (cm)